ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「全部ウソ」今年の「流行語大賞」はこれで決まり。

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女子体操日本代表候補の宮川紗江選手が日本体操協会から専属コーチの速見氏との関係をパワハラを理由に切り離されたことに反論。「パワハラされたのは体操協会の塚原副会長とその妻である女子強化本部長の2人からだった」と記者会見で暴露してしまった。この暴露会見を受けて、当の塚原副会長が「宮川選手の発言は全部ウソ」と発言したことでマスコミからの批判が相次いだ。「18歳の女の子がウソをついたとは思えない」「全部がウソという発言は傲慢だ」などの塚原氏への批判が出る中、この「全部ウソ発言」を聞かされた当の宮川選手は「想像していた通り」と苦笑い、まだ18歳の女の子に手玉に取られた感のある塚原副会長、彼が発した「全部ウソ」のワードは今年の流行語大賞の第一候補に挙げるべきだろう。今年4月に起きた女子レスリングの伊調選手へのコーチによるパワハラ事件に始まって、アメリカンフットボール日本ボクシング連盟の会長糾弾などアマチュアスポーツの世界のスキャンダラスな話題が多かった2018年も残りあと4ヶ月。そろそろ流行語大賞の候補を挙げようとするならアマチュアスポーツの事件を象徴するこの言葉「全部ウソ」が腐敗したアマチュアスポーツ界を表現するのにピッタリ当てはまる言葉ではないだろうか。あと2年後に迫った東京オリンピックを前にこの種の告発事件はまたまだ起こるだろう。いまこそ「全部ウソ」を吐き出してアマチュアスポーツが襟を正すタイミングなのかもしれない(笑)