ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

左から16号HR、「オオタニは打席に立たせないソーシュをやり込めた」。

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エンゼルス大谷翔平選手が、レンジャース戦で先発左腕のマイナー投手から対左では初のホームランを放った。日本人打者としてのルーキーイヤーの本塁打記録で国民栄誉賞松井秀喜選手に並び城島健司選手にあと2本に迫る今シーズン第16号となるホームランだ。しかし、特に注目すべきなのは苦手とされていた「左投手」のスライダーを完璧に捉えたホームランだったという点だろう。しかもスタンドギリギリではなく飛距離125.9m、打球速度166キロという豪快弾だったのも左投手を見事に攻略した大谷選手の計り知れないパワーを感じさせられる。この左投手からの豪快な初ホームランにMLBファンから「オオタニは左腕相手には打席に立たせないソーシュ(ソーシア監督の愛称)のたわごとを封じ込めた」というツィートがあった。たしかに、ソーシア監督は対左投手の場合は右投手に比べ「昼と夜ほど違いがある」と頑なに大谷選手をこれまで打席に立たせようとしなかった。現在、ア・リーグ西地区で4位と低迷しプレーオフ進出は絶望的な状況なのに、それでも大谷選手を左投手が登板すると引っ込めるという繰り返しに大谷ファンの苛立ちがつのっていた事は確かだった。しかし、DHに座っていた主砲プホルス選手が左膝の手術で今季絶望というアクシデントによって急遽大谷選手をDH起用せざるを得なくなったソーシア監督、左投手相手でも目をつむって起用したその大谷選手が放った豪快なホームラン。ソーシア監督は今後は左投手登板のたびに大谷選手を引っ込める事がしずらくなったのは確かなようだ(笑)