ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

月旅行まで出せる「打ち出の小ズチ」をZOZO前澤社長はどうやって手に入れた。

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旅行代金700億円という世界初の月旅行をアメリカのベンチャー企業と契約したファッション通販会社ZOZOタウンの前澤友作社長。プライベートジェット機70億円、モダンアート絵画123億円、千葉マリンスタジアム命名権31億円、前澤社長が「打ち出の小ズチ」を振るたびに夢のようなモノが次々と出てくることには呆気にとられてしまうばかりである。まだ42歳の前澤社長はどんな魔法を使って「打ち出の小ズチ」を手にいれたのだろうか。彼の稼ぎっぷりは不況の真っ只中にあり今や斜陽産業化しているアパレル業界での一人勝ちにある。しかも試着ができない通信販売であるのにその売上は増収増益を繰り返し、購入者数は年間600万人を超えているという。顧客一人あたりの平均購入額が4万円を超えているというのも驚きだ。高度な科学技術を駆使するわけでもなく単なるファッション製品の販売なのにこれだけの成功を収めた秘密はどこにあるのだろうか。ひとつには若者が好む「ユナイテッド・アローズ」や「ビームス」「ギャップ」といったこれまで通販の常識には無かったブランド商品を取り揃えたことだ。これらの商品を店頭でチェックしたあとにZOZOタウンで購入するというパターンがいまや若者の常識にまでなっているとか。そして楽天などの加盟店舗任せの物流ではなく在庫から発送までを自社ですべて行うということで配送コストを削減するシステムによって他社にはマネの出来ない増収増益体制を作り上げている。子供の頃から「かけっこが早いから偉い、とか、勉強が出来るから偉い」、という人を格付けする考え方が大キライだったという前澤社長、こういう人物にだけ神様は「打ち出の小ズチ」をそっと渡してくれるのかもしれない(笑)