ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

新人いじりで大谷翔平が歌わされた曲「Des-Pa-Cito」に込めた仲間の心くばり。

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21号ホームランを放って新人王に一歩近づいた大谷翔平選手。ロッカールームに用意された衣装に着替え、その恥ずかしい姿を皆の前でお披露目するMLB恒例の「新人いじり」が無いままで今シーズンを終了するのかと思ったらシーズン最後の遠征に向かうバスの中で「新人いじり」のカラオケが待っていた。MLBでは新人選手の「仮装によるお披露目」を差別行為と受け取られかねないとして今シーズンから禁止してしまった。そのかわりの「カラオケ強要」があたらしい「新人いじり」として登場したのだ。遠征先に移動中のバスの中でマイクを握った大谷選手は昨年世界中で大ヒットしたスペイン語曲「Despacito」を日本語の歌詞で歌いチームの同僚から拍手喝采を浴びたのだ。ところで「新人いじり」の曲としてチームメイトはなぜこの曲を選んだのだろうか?曲のタイトルは日本語で「ゆっくりと」、歌詞の内容は女性へのセックスアプローチをリアルに表現していてマレーシアでは放送禁止にまでなっている曲だ。例えばDes-pa-cito(ゆっくりと)Quiero desnudarte a besos despacito(ぼくの口づけでゆっくりと君の服を脱がせたい)つまり、今年新人デビューした大谷翔平選手のあまりにも性急な活躍ぶりにチームメイトは驚愕したのと同時に「Despacito」(もっとゆっくり)と彼に対してアドバイスしたかったに違いない。シーズン終了後にトミージョン手術が控えている大谷選手は、チームメイト達がこの歌に込めた心温まるアドバイスに果たして気付いているだろうか(笑)